8年程前、勢いよく滑ってしまい
「右足首関節捻挫」と「右拒骨剥離骨折」で、近くの病院にかかりました。
当時団地内配達の仕事をしていたので
2ヶ月近く休んでから、徐々に仕事を再開しました。
足首の多少の痛みと違和感はありましたが、完全には快復しないものと
思っていたので、その後も3年位仕事を続けていました。
ある夜中、起きて立ち上がろうとしたら
足に電気が走ったようにピリピリ痛くて、歩けません。
しばらくすると歩けるようにはなりましたが、その後数ヶ月間は
毎月1回の割合で痛くなったので
「これはおかしい!病院で見てもらわなくては!」と思い、仕事を辞めました。
それから、近くの整形外科・接骨院を巡り
更に人から聞いて、お灸や針・注射など・・・
十数か所の病院に通いましたが、足首の痛みは続きました。
レントゲンでは、足首の軟骨がすり減って
骨と骨の隙間がなくなっていました。
整形外科の先生は、「歩けば体重が加わり、長く持たせたいなら
あまり歩かないほうが・・・。そこは自身で判断してください。 」と。
それならば、歩くのを最小限にして、買い物も週1〜2回位にして・・・
歩くと減るから・・・
と思うと、気持ちが落ち込んできて歩きたくなくなってきました。
痛みを取るには、手術で固定するしかないそうですが
もし手術が失敗したら?と思うとなかなか決心がつきません。
そんな時、ある方から紹介して頂いたのが山之内先生でした。
先生は模型を指しながら、丁寧に説明してくださいました。
私はずっと足首を動かす度に、筋が突っ張って痛いことばかり
頭にありましたが、どうやら骨盤がねじれているそうです。
「骨盤の調整をしながら、足の痛みも薄らいでいくでしょう。」
と、先生は希望を持たせてくださいました。
トムソンテーブルという初めての機械に少し驚きましたが
通い始めて1年が過ぎました。
友人に「歩き方がよくなったね。」と言われました。
自分でも、何となく前より楽に歩けるようになったと
感じていたところだったのです。
先生に診ていただく前は、左足に重心をかけて右足に力を入れると痛いので
引きずるような歩き方で、恐る恐る歩いていました。
それが今は、痛みはあるものの、前よりは足が出るようになりました。
週に1度診ていただいていますが、その間友人と
ツアーでスペイン旅行へ行きました。
途中で足が痛くなって、ツアーの人達について行けなくなったらどうしようと
不安でいっぱいでしたが、どうしても行きたい気持ちが先立ち
先生のアドバイスをいただいて、励ましていただき
無事に楽しんでくることができました。
今は、「無理をしないで休みながら歩くのがいいですよ。」と言って下さる
先生の言葉のお陰で、希望を持つことができ
前向きに生活が出来るようになりました。
本当にありがとうございます。